Soloist SL MK2概要
Soloist SL MK2は、世界最高峰のヘッドホンアンプを目指し設計されたSoloist SLの出力を25%アップ(2.5W×2 16Ω)。駆動力が必要な平面駆動型やインピーダンスの高いヘッドホンも、余裕を持って鳴らしきります。回路設計やボディサイズなどSoloist SLを踏襲。厳選したパーツによるディスクリート構成による回路、クリーン且つ安定した電源供給、そして純A級アンプによる洗練されたサウンドがヘッドホンの持つパフォーマンスを全て引き出します。
クリーンで安定した電力供給による高出力設計
Soloist SL MK2は、小型サイズながら2.5W×2@16Ωという高出力を実現。通常の設計では12Wのトランスを使用しますが、駆動電力を恒常的に引き出し、ピーク時と同等に昇圧する為に30VAデザインのトランスを実装しています。さらにノイズフィルタリングネットワークの周辺に多数のフィルターステージを2段階構成に構築する事で、クリーンで安定した電力供給を可能にします。
効率的な放熱設計が可能にする、純A級アンプの採用
Soloist SL MK2が採用している純A級動作のアンプは、高品位な音質である反面、特性上発熱量が多い事があげられます。オリジナルモデルであるSoloist SLと同様に、2㎜厚のアルミニウムに折り曲げ加工を施し、この筐体自体が巨大なヒートシンクとして効率的に放熱できるように設計されています。VOS機構により、各種ヘッドホンを最適ドライブ
Soloist SLから踏襲している「VOS(Variable Output Stage)機構」により、お持ちのヘッドホンが必要とする出力レベルに併せて使用することが可能。駆動力が必要とされている平面駆動型やインピーダンスの高いヘッドホンまで、しっかりと高感度にドライブします。また、ポータブルオーディオプレーヤーとの接続に便利な、3.5mm(3極)→RCA(L/R)ケーブルが付属しています。存在感のある美しいデザイン
新たにデザインしたボリューム部には鏡面加工を、重量感のあるアルミニウム筐体にはヘアライン加工を施すことで、コンパクトサイズでありながら、シンプルで高級感のあるデザインに仕上げられています。