新開発ダイナミック型コアドライバー「ARD™」
3Dレーザースキャナーを用い、特に10KHz以上における分割振動モードを徹底的に解析。その精密なシミュレーションを元に独自研究を重ね、3層構造46μ厚の振動板を搭載した8mm径ダイナミック型ドライバー「ARD™」を開発しました。 アルミニウムダイアフラムを2枚の樹脂層でサンドした独自の3層構造により、イヤホンの振動板として最適な内部損失と剛性を実現。磁気回路から伝達された振動を、核となる軽量アルミニウム層が一切のロス無く受け止め、前後の樹脂層によるダンピング効果と相まって、全帯域に渡りフラットな特性を実現します。周波数特性の乱れや位相歪みのない、超高域までクリアなワイドレンジ再生が特徴です。
*ARD™: Advanced Research Driver™
独自のエアフロー技術「Infinity sound technology™」
「Infinity sound technology」は、大型のベントポートを設けたドライバーを、密閉型のハウジングで覆うことで、独自のエアフローを実現。オープン型の様なサウンドステージと、密閉型の遮音性を両立させるハイブリッドテクノロジーです。元来スピーカーで使われていた技術を独自アイデアでイヤホンに応用した、新たな基準となるテクノロジーです。
ARD™とInfinity sound technology™による一体型モジュール「Infinity ARD™」
ベントポートをデュアルで搭載したARDをコアドライバーにして、ポリカーボネート製の密閉型ハウジングで覆うエアフロー技術「Infinity sound technology™」を導入した一体型モジュールドライバー「Infinity ARD™」は密閉型でありながらオープン型の利点を持ち、ARD™ドライバーの徹底した低歪が可能にするその特性を最大限に引き出すことが可能。かつてない空間再現力とダイナミックレンジ、そして低音域の表現力を獲得しています。
アルミニウムとポリカーボネートのハイブリッド構造
コアとなるARD™ドライバーに、超精密切削加工を施したアルミボディを採用。不要共振を抑制しさらなるHi-fiサウンドを実現するために、アルミブロック削り出しのユニボディデザインを採用し、上下二つのパーツを組み合わせた構造になっています。このコアドライバーを収納する外側のハウジングには、音質特性を最大限活かしながら見た目も美しい、トップグレードのUVコーティングポリカーボネートを採用。独自のエアフローと音漏れ抑制の両立を実現します。
装着感の向上を実現するハウジングデザイン
男女問わず幅広い層への装着試験とモデリングを重ね、多くの人間の耳に最適な形でフィットするハウジングデザインを採用。安定した装着感により、長時間快適に高音質再生をお楽しみ頂けます。
優れたフィット感、独自開発のイヤーピース「SednaEarfit(セドナイヤーフィット)」
イヤーピースは、AZLAブランドの創立準備の段階から、約2年間の期間をかけて独自開発を行った「SednaEarfit」が付属します。この「SednaEarfit」は、788人の外耳道を分析した上でデザインを行い、素材に特殊な高品質シリコンを採用。共振による音質劣化を抑え、特に高域の表現力を最大限引き出します。そのハウジングデザインと共に、優れたフィッティングによる遮音性の高さと優れたサウンドを提供します。
高純度伝送を実現する新開発イヤホンケーブル
高音質再生に重要な役割を果たすイヤホンケーブルも、HORIZON用に新たに開発しました。芯材として高い強度と衝撃吸収性を持つケブラーと高純度の銅線で構成し、多くの独自処理を施すことで、高い純度での信号伝送を可能にします。撚り線方式とオリジナルデザインのスプリッターによりケーブルの取り回しも良く、ハウジングとあわせたブラックシースも特徴。コネクターは安定感のあるMMCXを採用しています。