Perception Neuron Studio

Perception Neuron Studio

完全ワイヤレスでセンサー精度や耐磁性の向上を実現したハイエンドモデル


 

「Perception Neuron」は、全身に取り付けた小型センサーで人間の動きを読み取る、モーションキャプチャーです。ジャイロスコープ、加速度計、磁力計を備えたIMU(慣性計測装置)を内蔵した、「Neuron(ニューロン)」センサーが頭部や腕、脚など各部の動きを読み取り、PC画面上のキャラクターモデルへとその動きを反映。専用ソフトにてモーションデータの記録・出力を行うことができます。

「Perception Neuron Studio」は、完全ワイヤレス化を実現した従来品「Perception Neuron Pro」をさらにアップグレード。 レイテンシーは<20msのまま、「Pro」では120Hzだった最大出力レートが240Hzへと大きな進歩を遂げ、よりなめらかな動きが表現できるようになりました。バッテリー性能も向上しており、最大5.5時間稼働。また、専用のオプション品(別売)の「Neuron Studio Gloves」を併用すれば、全身に加えて両指のモーションキャプチャーも可能です。

専用ソフトも進化しており、「Axis Studio」ではセンサーの状態やバッテリー残量がPC上で確認できます。アルゴリズムの刷新や、磁気・磁場の干渉に対しての強化など、さまざまな改良を加えており、さらに精度の高いモーションキャプチャーが実現。映画/アニメ制作やゲーム開発、ライブやダンスパフォーマンス、VTuber用途として、優れたクオリティを提供する製品です。


※2020年7月22日アップデート実施
「Perception Neuron Studio」および「Neuron Studio Gloves」のファームウェアアップデートならびに専用ソフトウェア「Axis Studio」アップデートが実施されました。
詳しい内容は
こちらをご覧ください。

「Perception Neuron Studioおよび「Neuron Studio Gloves」ファームウェアアップデートならびに専用ソフトウェア「Axis Studio」アップデートの手順は、
こちらをご覧ください。
 
今回のアップデートにより、センサーの接続・装着手順を説明する接続ウィザードが追加されました。詳しくは
こちらご覧ください。


※2020年12月1日以降、「Axis Studio」の起動にはUSBドングルが必要になります。

2020年12月12日以降、「Axis Studio」はバージョン「v 2.2」以降のみで起動します。また、「v 2.2」以降の起動時には専用のUSBドングルが必要となります。製品ご購入済みでUSBドングルをまだお持ちでないお客様にはUSBドングルを無料でお送りいたします。
詳しい内容はこちらをご覧ください。


2020年12月1日以降、「Axis Studio」が起動しない場合は、下記の方法にてご対応いただきますようお願いいたします。

●USBドングルをお持ちでない方
移行期間用バージョン「v 2.1.11105.940」をダウンロードの上、インストールしていただきますようお願いいたします。
※12/11までダウンロードおよびご利用が可能です。
詳しくはこちらをご覧ください。

また、こちらをご覧いただき、USBドングルをお申し込みいただきますようお願いいたします。


●USBドングルをお持ちの方
バージョン「v 2.2」以降の「Axis Studio」をダウンロードしていただき、「Axis Studio」専用USBドングルによるアクティベーション方法に従って、アクティベーションを行なってご使用いただきますようお願いいたします。

Axis Studioダウンロードページ
https://neuronmocap.com/content/axis-studio


※NOITOMのWEBサイトに接続します。

※2020年12月2日、 NOITOMにてダウンロード方法の変更がございましたので、記載内容を修正しました。



 

Neuronセンサー

ジャイロスコープ、加速度計、磁力計を備えたIMU(慣性計測装置)を内蔵した、「Neuron(ニューロン)」センサーが頭部や腕、脚など各部の動きを読み取り、Wi-Fi経由にてPC画面上のキャラクターモデルへとその動きを反映させます。

センサーにはLEDライトが備わっており、複数のPerception Neuron Studioを同時に使用する際、チャンネルごとに異なる色のLEDが発光します。

※Perception Neuron Studioを最大5台まで接続可能(グローブ装着時は最大3台)




 

Neuron Studio Gloves

高精度9自由度のIMUセンサー(ジャイロスコープ、加速度計、磁力計搭載の慣性計測装置)を内蔵した、「Perception Neuron Studio」専用のオプション品。このグローブを併用することで、全身+両指のモーションデータが一括で取得できます。全身の動きに手のモーションが加わることで、キャラクターモデルの表現力がさらに広がります。

サイズはS/M/Lの3種類をラインナップ。「Perception Neuron Studio」付属のアンチマグケースには、グローブを収納するスペースがあらかじめ設けられており、セットでの持ち運びも容易です。

※「Neuron Studio Gloves」は「Perception Neuron Studio」専用です。「Perception Neuron Pro」など、ほかの製品ではご使用できません。


Neuron Studio Gloves 製品ページ






 

専用ソフト「Axis Studio」

モーションキャプチャーのキャリブレーションや、データの録画および出力を行なう専用ソフト「Axis Studio」。録画データをBiovision BVH形式、Biped BVH形式、FBX形式として出力することが可能です。

また、リアルタイムブロードキャスト機能を備えており、VTuberなどの配信にも活用できます。各センサーの電波状況や磁気干渉、バッテリー残量がパラメーターで確認できるようになり、使いやすさも向上しています。

従来品の専用ソフト「Axis Neuron」「Axis Neuron Pro」でサポートされていたCalculation Files形式は非サポートとなります

※「Axis Studio」はWindows 10のみ対応。Macは対応していません。


●「Axis Studio」ダウンロードページ
※NOITOM社ホームページ(英語)よりダウンロードできます。

https://neuronmocap.com/content/axis-studio


※2020年12月1日以降、「Axis Studio」の起動にはUSBドングルが必要になります。
2020年12月1日以降、「Perception Neuron Studio」専用ソフトウェア「Axis Studio」の起動には専用のUSBドングルが必須になります。
すでに「Perception Neuron Studio」をご購入のお客様には、弊社よりUSBドングルを無料でお送りいたします。
詳しい内容はこちらをご覧ください。


    





互換性確認済ソフトウェア





*弊社は他社ソフトウエアのサポートは実施していません。ご不明点などは各ソフトウェア・メーカーのサポートページをご覧ください。




【 「Perception Neuron」シリーズ比較表 】

 
  Perception Neuron 2.0 Perception Neuron Pro Perception Neuron Studio
加速度計範囲 ±16g ±16g ±32 g
センサー数 31個 17個 17個
29 個*1(Neuron Studio Gloves使用時)
指のモーション ○ (Neuron Studio Gloves使用時)
レイテンシー 8ms(USB接続)
23ms(Wi-Fi接続)
< 20ms < 20ms
最大出力レート 120fps(センサー17個使用時)
60fps(センサー31個使用時)
120fps 240fps(センサー17個使用時)
100fps(センサー29個使用時)
PCとの接続 USB接続 or Wi-Fi(2.4GHz) 専用無線ハブ(2.4GHz) 専用無線トランシーバー(2.4GHz)or 有線LAN
内蔵バッテリー稼働時間 なし*2 約3.5時間 約5.5時間
センサーキャリブレーション方法 センサー単体ごとにキャリブレーション 同時にセンサー17個をキャリブレーション 同時にセンサー17個をキャリブレーション
最大同時接続数
(1台のPCに対して)
5セット 1セット 5セット
※Neuron Studio Gloves使用時は3セット
データ形式 RAW、BVH、FBX、Calculation Files RAW、BVH、FBX、Calculation Files RAW、BVH、FBX
対応OS Windows 10、OS X 10.10以上 Windows 10 Windows 10
*1 Neuron Studio Glovesのセンサーはグローブ内部に埋め込まれています。
*2 USB接続の場合はPCより電力を供給。 Wi-Fi接続の場合は市販のモバイルバッテリー(5V/2A)が別途必要となります。



■内容物

・アンチマグケース ✕1
・充電ケース(センサー保管兼キャリブレーション用) ✕1
・Neuronセンサー ×17 + 予備  ✕1
・トランシーバー(+アンテナ) ×1
・トランシーバー用USB ケーブル(2m) ×1
・LANケーブル(1m) ✕1
・充電ケース用ACアダプター* +専用電源コード✕1
・各部ストラップ 28cm×6、38cm×4、50cm×2、62cm×1
・ボディストラップ ✕1

*充電ケース用ACアダプターは3Pプラグ仕様です。2Pのコンセントで使用する際は、別途、市販の変換アダプターをお求めください

※専用ソフト「Axis Studio」は、NOITOM社ホームページにてダウンロードできます。
 

Perception Neuron Studio

販売店はこちら

「NOITOM製品の製品保証規定および修理について」はこちらをご覧ください。


※ご使用時は磁気干渉が少ない場所でご使用ください。干渉すると誤差が生じます
※上記仕様は2020年3月4日現在の情報に基づきます。品質の向上のため予告無く変更する場合があります。あらかじめご了承ください。






 

Neuronセンサー
 
寸法 43mm x 33mm x 20mm
重量 18.9 g
ダイナミックレンジ 360 deg
加速度計範囲 ±32 g
ジャイロスコープ範囲 ±2000 dps
解像度 0.02 deg
送信機/受信機の周波数 2401-2480 MHz
RF出力 -1.71 dBm
電源 バッテリー
キャリブレーション方法 同時に17個のセンサーをキャリブレーション
バッテリー稼働時間 約4.5時間(LED ONの場合) / 約5.5時間(LED OFFの場合)
充電時間 約2時間
動作温度 0°C -50°C
LED color RGB(オプション:LED OFF)

トランシーバー
 
寸法 132mm x 109mm x 25mm
重量 約485g
センサーの最大接続数 17(全身) / 29(全身+指)
※指の接続数はオプションのNeuron Studio Glovesを使用した場合
PCとの接続 USB 2.0 (full-speed)、Ethernet経由
送信器 / 受信器 周波数 2401-2483 MHz
RF出力 20dBm(最大)
最大出力 60/90/96/100/120/240 Hz *1、*2
レイテンシー < 20ms
無線範囲 最大100mまで拡張可能
*1:出力レートはAxis Studioで設定可能。
*2:出力レート120Hz/240Hzはグローブを使用しない場合のみ設定可能。




AXIS STUDIO
 
対応OS Windows 10 ※Macには対応していません。
SDK C/C++ API and plugin for Unity3D® and Unreal®.
データ形式 RawデータおよびBVH(Biovision/Biped)形式、FBX形式での出力にも対応
最大同時ユーザー数 全身のみ5人または全身+指の場合3人


●システム要件
 
OS Windows10
メモリ 4GB以上
グラフィックス NVIDIAまたはAMD VRAM 2GB以上を搭載
OpenGL 4.4以上をサポート、DirectX9以上をサポート
その他 2つ以上の空きUSBポート、1つ以上のLAN(RJ-45)コネクタ

●パッケージ内容
 
Perception Neuron Studio センサー 17+予備×1
トランシーバー(+アンテナ) 1
トランシーバー用USB ケーブル(2m) 1
LANケーブル(1m) 1
充電用電源アダプター 1
専用電源コード 1
充電ケース(センサー保管兼キャリブレーション用) 1
ボディストラップ 1
各部ストラップ 28cm×6、38cm×4、50cm×2、62cm×1
アンチマグケース 1









 

専用ソフト「Axis Studio」





「Axis Studio」では、収録したデータをRaw データおよび BVH( Biovision / Biped )形式、 FBX 形式にて出力可能。リアルタイムブロードキャスト機能を備えており、VTuber などの配信にも活用できます。また、各センサーの電波状況や磁気干渉、バッテリー残量がパラメーターで確認できるようになり、さらに使いやすくなりました。
 
※「Axis Studio」はWindows 10のみ対応。Macは対応していません。
※レイテンシーは、CPU、グラフィックカード、ビデオ出力等の要因により、さらなる遅延が生じることもあります。



※2020年7月22日アップデート実施
「Perception Neuron Studio」および「Neuron Studio Gloves」のファームウェアアップデートならびに専用ソフトウェア「Axis Studio」アップデートが実施されました。
詳しい内容はこちらをご覧ください。

「Perception Neuron Studioおよび「Neuron Studio Gloves」ファームウェアアップデートならびに専用ソフトウェア「Axis Studio」アップデートの手順は、こちらをご覧ください。
 
今回のアップデートにより、センサーの接続・装着手順を説明する接続ウィザードが追加されました。詳しくはこちらご覧ください。


※2020年12月1日以降、「Axis Studio」の起動にはUSBドングルが必要になります。
2020年12月1日以降、「Perception Neuron Studio」専用ソフトウェア「Axis Studio」の起動には専用のUSBドングルが必須になります。
すでに「Perception Neuron Studio」をご購入のお客様には、弊社よりUSBドングルを無料でお送りいたします。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
 

機能

 
基本センサーマネジメント
センサーキャリブレーション
システム・バッテリー・ステータス
基本システム・キャリブレーション
強化システム・キャリブレーション
磁力環境測定器
電磁波耐性*
人体寸法カスタマイズ
グラフィックベース迅速人体計測
マルチ・ビュー・ウィンドウ
モーション・データ録画/再生
モーション・データ・フィルタリング・円滑化
コンタクト・ポイント編集
.bvhフォーマット出力
.fbxフォーマット出力
リアルタイム・モーションデータ・ストリーミング
リアルタイム・rawセンサーデータ・ストリーミング
録画・再生機能
ベーシック・データ・ビジュアライザー
アドバンスト・データ・ビジュアライザー
対応OS Windows 10
※Macは対応していません
動作推奨環境 ・CPU:Intel Core i5-4590以上
・メモリー:8GB+ RAM以上
・グラフィックカード:2GB DRAM以上。OpenGL 4.4以上およびDirectX 9以上をサポート
・USB:USB 3.0ポートもしくはUSB 2.0ポートをx1以上
・OS:Windows 7のSP1 64ビット以降
※HMDソリューション開発の場合、AMD Radeon R9 290以上またはNVIDIA GeForce GTX 970以上のグラフィックカードを使用することをおすすめいたします。
* 電磁波耐性機能は逆運動学アルゴリズムに基づいており、鉄素材・構造を含む床からの比較的弱い電磁干渉下でも本製品の使用を可能にする一方、低い姿勢時にエラーを誘発しやすくなります。

※「Axis Neuron」「Axis Neuron Pro」 で対応していた「リアルタイム・rawセンサーデータ・ストリーミング」「ベーシック・データ・ビジュアライザー」「アドバンスト・データ・ビジュアライザー」は、「Axis Studio」では対応していません。

※ソフトウェアの機能や仕様、デザインなどは、品質向上のため予告なく変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

 

Axis Studioダウンロード方法

Perception Neuron Studio専用ソフト「Axis Studio」は、NOITOM社ホームページよりダウンロードできます。
※下記ボタンを押すと、NOITOM社ホームページ(英語)にリンクします。



 

SDK / PLUG INダウンロード方法


Perception Neuron Studio専用ソフト「Axis Studio」は、BVHストリーミング、FBX出力、Rawデータ出力に対応。
さらに、C/C++ API付SDK、Unity3D、Unreal Engineなど、各種サードバーティ製ソフトウエアもサポートします。
下記リンク先より直接ダウンロードしてください。



【 MOTIONBUILDER PLUGIN 】 https://neuronmocap.com/software/motionbuilder-plugin​

【 UNITY SDK 】 https://neuronmocap.com/software/unity-sdk

【 UNREAL PLUGIN 】 https://neuronmocap.com/software/unreal-plugin

【 NEURON DATA READER SDK 】 https://neuronmocap.com/software/neuron-data-reader-sdk​



 
 

互換性確認済ソフトウェア



 
※弊社は他社ソフトウェアのサポートは実施していません。ご不明点などは各ソフトウェア・メーカーのサポートページをご覧ください。







 
こちらのページではNOITOMが公開しているPerception Neuron Studio使用例の動画の一部と、正規代理店である弊社アユートにて検証しました「Perception Neuron Studioを複数同時に使用する際の方法」をご覧いただけます。



■NOITOM公式YouTubeチャンネル

※NOITOM公式YouTubeチャンネル「NOITOM MOCAP」はこちら

●Five-Minute Continuous Mocap with Actor





●Acrobatics Test





●Range Test






■アユートでの検証例

Perception Neuron Studioを複数同時に使用する際の方法






 

 

準備

チャンネル設定
トランシーバー、センサー、グローブの初期チャンネル設定は「CH 1」のため、事前に個別に接続しチャンネル変更を行い、別チャンネルになるように「CH1」「CH2」など変更をしておく。
チャンネルを変更するとセンサーLED、トランシーバーLED(LANポート付近)が対応チャンネルの色に変化します。(グローブのLEDは変化せず緑のままです)
なお、グローブもチャンネル切り替え対象です*。

*手のセンサーとどちらかで切り替えになるので、全センサーONでのチャンネル変更だとグローブが切り替わりません。

 

ネットワークに接続

Axis StudioマニュアルP-8 「2.4トランシーバーのセットアップ」の手順に沿ってトランシーバーのセットアップを行います。

 

機器接続イメージ

ルーターはDHCP対応のルーターを使用してください。
※ルーターとPCはWi-Fiでの接続も可能ですが、2.4GHz帯の干渉を抑えるため、有線接続をおすすめします。

複数台のトランシーバー接続

 
Axis Studio上の「Device List」で認識されていることを確認してください。

 

センサーとの接続

センサーとの接続に成功すると「Characters」にそれぞれのセンサーマップが表示されます。
 

 

キャリブレーション後の位置調整

・キャリブレーション後のキャラクターの立ち位置は、画面中央になります。
・複数人同時の場合も位置が重なって表示されます。

Axis Studio上でそれぞれキャラクターの位置をずらす場合は、装着者が同じ位置でキャリブレーションを行うことであわせることが可能です。

モーションデータを取得する場所の初期位置に「x」などで目印をつけ、「x」の位置で個別にキャリブレーションを行うことで、立ち位置の調整が可能です。
また、向きなどの微調整を行う場合は「Solver Parameter」内「Yaw」を調整することでも調整可能です。



 


※今回のネットワークでの接続には下記のネットワーク機材を使い検証をしました。

【使用機材】
・ASUS 無線LANルーター RT-AC3200
https://www.asus.com/jp/Networking/RTAC3200/

・NETGEAR POEスイッチ GS305P-100JPS
https://www.jp.netgear.com/home/products/networking/switches/soho-ethernet-switches/GS305P.aspx

・POE対応LANケーブル

 


 

※製品の仕様・付属品は予告なく変更する場合があります。
予めご了承下さい。

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