異なる4つのサウンドからファインチューニングを探る
Anole V3の最大の特徴は、筐体に搭載された2つのスイッチの切り替えることで、異なるチューニングを設定できることです。1つのイヤホンが異なる4種類のサウンドを持ち、「オリジナルチューニング」の 他に「中高域寄りのサウンド」「低域をブーストさせたサウンド」「ボーカルラインを強調したサウンド」と、今その時に聴こうとしている音楽の良いところを引き出してくれる「ファインチューニング」をお手元で直ぐに設定することができます。 この4種類のサウンドは直ぐに理解できるほど音色が異なる為、1つのイヤホンを手にすることで他に3つのイヤホンを同時に手にできるという、コストパフォーマンスに対する市場からのニーズを応える形で開発設計が行われました。
本当に現場で使えるカスタムIEMを目指し現場からのフィードバックを真摯に受け止める
qdc社が開発するカスタムIEMは、マーケットからのリサーチは勿論、音楽業界からの協力も得て、現場で本当に使えて信頼されるカスタムIEMの開発を積極的に行っています。中でもShaogang Jin氏は、中国でも著名なサウンドエンジニアで、北京オリンピックではチーフサウンドエンジニアを務め、中国好声音中国浙江衛視の音楽オーディション番組「Voice of China」ではサウンドディレクターを務めるなど、業界で活躍しているエンジニアですが、qdc製品の音作りに大いに関わっているメンバーの一人です。
高性能な開発機器とそれを扱える優秀な人材
カスタムIEMの開発環境として、無響室の設置、ブリュエル・ケアー(B&K)社の音響・振動計測用PCハードウェアやソフトウェアの導入、電気信号や音響に詳しい専門家との共同開発など、多額の投資を行い、常に技術革新を求める企業姿勢が強みです。
qdc社独自のイヤホン端子
qdc社のインイヤーモニターには、独自の2pin端子を採用しています。この端子はミュージシャンがステージ上で使用するうえで、最も外れにくく、壊れにくい端子という「現場の声」を真摯に受け止めた上で、採用されています。