【Unite sound pieces, Be Majestic】qdc独自技術の粋を結集したハイエンドIEM
中国のプロオーディオ市場においてステージモニター用カスタムIEMとして70%以上のシェアを誇るqdc。数多くのカスタムIEM製作の中から磨かれた独自技術と人間工学に基づいた形状、正確なサウンドをより多くの方に体感していただくために、2023年にコンセプトモデルとなるIEMを企画、開発しました。『EMPEROR』(エンペラー)はそのコンセプトモデルの第3弾となるIEMです。コンセプトモデルの第1弾となるWHITE TIGERでは、qdc製IEMの繊細な音の強弱表現と定位に焦点を当て、第2弾でエントリーとなるSUPERIORでは、より多くの方にプロ用カスタムIEMブランドならではのフィッティングと音のレスポンススピード、サブベース再生を体感して頂くことにフォーカスしました。そして、第3弾となるEMPERORは、それら全てを一つにまとめ上げ、これまで培ってきたqdcのIEM技術の粋を体感頂くために新規開発を行った、企画コンセプトモデルのハイエンドです。[Unite sound pieces, Be Majestic]のスローガンの元、qdcの培ってきたIEM技術の粋を結集し、皇帝の名を冠したEMPERORの威風堂々としたサウンドを是非体感してください。
超低周波用ダイナミックドライバー搭載、トライブリッド15ドライバー構成
EMPERORは、5サウンドチャンネル/5wayクロスオーバー、トライブリッド15ドライバー(片側)を搭載しています。超高域用の4基の静電(EST)ドライバーと、高域4基/中域2基/低域4基の合計10基のバランスドアーマチュア(BA)ドライバーをベースとして、フラッグシップであるAnole V14で使用されているqdc独自のマルチチューブフィルタリングテクノロジーを採用。これにより隣接周波数帯域が互いに干渉することなく調整できることで、クロストーク抑制と正確なチューニングと位相を実現しました。さらに、カスタマイズされた10mm径複合材振動板の高感度超低周波ダイナミックドライバーを超低域再生用に搭載。Dmagic 3Dで使用されているqdc独自のDmagic音響構造を採用し、独立した音響キャビティと音導管にて筐体内空間におけるダイナミックドライバーと他のドライバーとのサウンド干渉を防ぎ、左右整合性とフラットな特性を実現。これにより、EMPERORは5Hz-70KHzの超ワイドバンド周波数応答範囲を獲得しています。荘厳でエネルギッシュなサウンド、カスタムIEMに匹敵するフィット感の実現
EMPERORのサウンドは、国を束ねる荘厳なる皇帝をイメージしたエネルギッシュさをコンセプトにチューニングしています。そして、過渡特性を重視した正確でキレのある音と、ダイナミックドライバーを使用したサブベースの程よい余韻が特徴です。また、多ドライバー搭載によってシェルが大型化しても、数多くの耳型データを保有し研究を行っているqdcならではの設計のシェル形状と、付属のqdcTips Soft-fitイヤーピースによって、ユニバーサルIEMながらもカスタムIEMに匹敵するフィット感を実現しています。互換性の高いカスタムIEM 2pinコネクターと3in1マルチプラグ搭載ケーブル
コンセプトモデルであるEMPERORのコネクターには、カスタムIEM 2pinコネクター(0.78mm)を採用しています。プロフェッショナル向けとして通常採用しているqdc 2pinコネクターと異なり、ケーブル互換性(※)が高く、オーディオ愛好家の方がよりポータブルオーディオとしての楽しみ方を広げやすいようにしています。付属ケーブルは、取り回しが良いシックなブラックカラーの被膜を施した、導体に純銀と純銅使用のプレミアムケーブルを採用し、プラグ部にはアンバランス接続とバランス接続が容易に切り替え可能な3in1マルチプラグ(L字タイプ)を搭載。IEM 2pinコネクターのカバー部は、大型なEMPERORのシェルサイズに合わせた特別なコネクター形状にすることで、耳掛け部分のフィッティングを向上させています。<※ご注意>リケーブルを行う場合は、IEM 2pinの径が0.78mmであり本製品の仕様に適していることを確認してからご使用ください。2pin径が本製品の仕様よりも細いリケーブルを使用した場合は、製品本体が抜けやすくなり落下の危険があります。逆に太いリケーブルを使用した場合、コネクターの破損やコネクターが緩くなる可能性があります。リケーブルを行ってのコネクター破損やその他異常は保証の対象外となります為、十分にご注意、ご理解頂いた上でご使用ください。
新規デザインオリジナルロゴとAbaloneフェイスプレート採用
EMPERORのデザインは、中国における四神の王で皇帝を意味する黄龍の金色の鱗をゴールドフレームで表現し、五行の方角で中央となることを新規デザインオリジナルロゴで表現しました。そして、フェイスプレートデザインには有数の世界遺産である黄龍/九寨溝をイメージしたAbaloneを採用しています。
<※ご注意>本製品はフェイスプレートにAbaloneデザインを使用しており、特性上、フェイスプレートの模様の向きや色合いが製品ごとに異なります。デザインを理由とした製品交換等は承ることはできませんので、予めご了承ください。