「GeForce RTX 2080 Ti LIGHTNING Z」は、NVIDIAの最新アーキテクチャTuringを採用したGeForce RTXシリーズの最上位モデルとなるGeForce RTX 2080 Tiを搭載したフラグシップモデルです。MSIオリジナル基板と冷却性を高めたヒートシンクの採用により、最大ブーストクロック1770MHzで安定動作を可能にし、GeForce RTX 2080 Tiの性能を最大限に引き出します。
冷却機構には、MSI独自設計のトルクスファンをさらに進化させたトルクスファン3.0を100mm径×2と90mm径×1の3連ファン構成にしたTRI-FROZRを採用するとともに、ヒートシンクにも改良を加え、冷却性能をさらに高めています。また、分散型のファンブレードのひねりをさらに大きくすることでエアフローを加速し、冷却効率を向上させるとともに、従来型のファンブレードが大型ヒートシンクへのエアフローと空気の拡散を最大化し、GPUやメモリ、電源回路の冷却性を高めるトルクスファン3.0には、ダブルボールベアリングを採用し、耐久性と静音性も向上させています。
クーラー上面には、OLEDを採用したダイナミックダッシュボードを搭載し、自分だけのGIFアニメーションなどを再生することができるほか、本体背面にはカーボンファイバー製の軽量かつ、より堅牢なバックプレートを搭載。また、ファンブレードにRGB LEDを反射する素材を組み合わせることで、ファンそのものもカラフルなRGB効果を演出できるようになっています。
新しいライティング機能「Phantom of Lightning」
ユーザー独自のカスタマイズによるライティングを可能にする「Phantom of Lightning」。専用ソフト「MSI Dragon Center」を使用することで、ファンブレードのライティングをコントロールすることができます。
グラフィックカードの状態を表示する「DYNAMIC DASHBOARD」
クーラー上面にはOLEDパネルを搭載。温度や回転速度など、グラフィックカードの状態をリアルタイムで表示します。
また、GIFファイルを作成し、自作のアニメーションを再生することも可能です。
トルクスファン3.0採用
MSIトルクスファンの新バージョンが放熱性能の限界を押し上げます。分散型のファンブレードのひねりをさらに大きくすることでエアフローを加速し、冷却効率を向上させるとともに、従来型のファンブレードが大型ヒートシンクへのエアフローと空気の拡散を最大化し、GPUやメモリ、電源回路の冷却性を高めます。
ダブルボールベアリング
スムーズなゲームプレイのために、ダブルボールベアリングがMSI独自のトルクスファン 3.0を強力かつ永続的なコアにします。ロード中に回転している間も静かさを保ち、激しく長いゲームセッションではグラフィックスカードをクールに保ちます。
エアフローに考慮した設計
冷却フィンは、エアフローがヒートシンクをよりスムーズに通過することを可能にし、その結果騒音が少なくなります。気流は最初に長いフィンに当たって、より低い空気抵抗とより高い空気圧で内部のヒートシンクに跳ね返ります。
銅製ヒートパイプ
アルミ製フィンを貫通する8mm及び6mmの銅製ヒートパイプが、ヒートシンクの全長に沿って設置されています。ベースからの熱を集め、素早く放熱を行います。
銅製ベースプレート
強力なGPUで発生する熱を緩和するために、MSI LIGHTNINGグラフィックスカードは硬質ニッケルメッキ銅ベースプレートを使用しています。
ベースプレートはGPUの熱を捉え、ヒートパイプに伝えることでGPUを常に低温に保ちます。
ZERO FROZR
ZERO FROZR技術は、MSIによって2008年に初めて導入され、比較的低温なときにファンを完全に停止させ、冷却が不要なときのファンノイズをすべて除去します。
ゲーム中に熱が高まると、ファンは自動的に再び回転を開始し、強力に冷やしはじめます。
※*PHANTOM OF LIGHTNING効果を十分に楽しむために、デフォルトではZERO FROZR機能はオフになっています。
LN2モードに切り替えてZERO FROZR機能のロックを解除してください。
カーボンファイバー製バックプレート
フルカーボンバックプレートは強度を向上させ、曲がりを防止します。
太いヒートパイプとバックプレートをPCBに接続するサーマルパッドのおかげで、熱伝導性も向上して冷却効果が高まります。